口ゴボ(くちごぼ)の治し方
当院の考え方
口ゴボとは、口元が出ている状態のことです。ロコボをわかりやすく言い換えるならば、出っ歯という表現が適切でしょう。顎のサイズに対して歯が大きすぎることできれいに並ばず、前歯が前方に傾斜します。鼻の側面と下顎の最も突出した場所を結ぶ線をEラインといいます。そのEラインよりも口元が前に出ている状態はロコボと言えるでしょう。
ロコボを治療するには、前歯を正しい位置に整えるために必要なスペースを確保しなければなりません。多くのケースでは、前から数えて4番目か5番目の小臼歯を抜いてスペースを確保します。また、歯を削ったり奥歯を奥に移動させたりする方法もあります。
当院では、インビザライン矯正を適用しております。症状によっては歯を抜くことなくロコボを改善できますので、まずはお気軽にご相談ください。
口ゴボを治したい方の主な種類
上の前歯がまっすぐ前に出ている出っ歯の状態になります。また、前歯の両隣の2番目の歯も前に出ている場合があります。また、上の前歯がねじれて前に出るケースもあります。前歯2本がV字になったり重なり合ったりします。このような歯並びでは、歯ブラシがすみずみまで届かなくなるため、むし歯のリスクが上がります。結果的に歯を失う恐れもあるので、早期の改善が必要です。
口ゴボの治療方法
マウスピース矯正(インビザライン)での治療
マウスピース型矯正装置のインビザラインを使用して、ロコボを改善できます。透明のマウスピースを使用するため、治療中に口元が気にならないことがメリットです。また、食事や歯磨きのときは取り外せるので、清潔な状態を保つことができます。